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シリンダを使いワークを位置決めする実例です。


シリンダにより、先端に取り付けた「くさび」が上下します。
「くさび」に接するカムフォロアが押され、テコ金具が開閉します。
テコ金具が開いた状態でワークをセットし、シリンダを下降させると左右均等にワークが押され位置決めします。

■使用例
位置決め装置の機構図

■構成

・シリンダは固定され、先端にくさびが取り付けられています。

・テコ金具は、ベアリングで固定され回転します。

・テコ金具の下には、カムフォロアが取り付けられ、上にはバネにより閉じる力が働くようになっています。

・ワーク押さえの出る長さを調整することで、位置を調整します。

・ワーク押さえを圧縮スプリングで出入り可能にすることで、ワークへの圧力を軽減できます。

■費用例

ストローク30mm シリンダ : 2,600円
シリンダ取り付け板 : 2,300円
くさび : 1,600円
引っ張りバネ : 400円
ベアリング : 300円×2 = 600円
テコ金具 : 6,500円 ×2 = 13,000円
カムフォロア : 1,800円 ×2 = 3,600円

合計: 24,100円


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