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エアシリンダでケースを叩き、振動を加える実例です。


部品のプラケース等の流れがスムーズに行かない場合、叩き、振動を加えたい場合があります。

叩く動作をさせるには、ストロークの短いピンシリンダを、短い間隔でON/OFFさせます。
そうすれば「パン・パン・パン」と叩く感じになります。
出し入れの間隔は、ONタイマーとOFFタイマーで設定します。
叩く強さは、スピードコントローラー(スピコン)で行います。

ピンシリンダとタイマーの接続例


■接続順

1)電磁弁のIN、OUTにエア配管の継ぎ手を接続します。

2)IN側にコンプレッサーのエアーを入力します。
水やゴミ等が出る可能性があるので、ドレンやエアーフィルターで清浄化してください。

3)排気ポートに消音の為、マフラを取り付けます。

4)OUT側2箇所にスピードコントローラーのIN側を接続します。

5)スピードコントローラーのOUT側をピンシリンダに接続します。

6)電磁弁・タイマー・電源を配線します。

6)タイマーで間隔を設定し、スピコンで強さを設定します。
これで叩く動作が完成です。

■費用例

電磁弁 : 6,500円
ワンタッチ継ぎ手 : 270円 × 4個 = 1,080円
エアーホース(20m) : 1,600円
スピードコントローラー : 950円 × 2個 = 1,900円
ピンシリンダ : 2,500円
タイマー : 4,000円 × 2個 = 8,000円
マフラ : 400円

合計: 21,980円


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